ヨガに首ったけ

ヨガに首ったけ

新米ヨガインストラクターの騒動記

ヨガマットあれこれ

ヨガが初めて間もない生徒さんから必ず聞かれる質問。

「ヨガマットは何がいいですか?」

 

いろんな種類のマットが販売されており値段もまちまちだ。

でも言えるのはマットは値段に正比例している。

それなりの値段がするものは素材もいい。

素材がいいと言っても、本人に合うか合わないかが、一番の決め手になると思う。

 

私の場合、家にあったに3000円程度のホームセンターで売っているヨガマットで始めた。

私がやっているアシュタンガヨガは、ポーズとポーズの移動の頻度が高いので、マットの凸凹がどんどんをなくなっていった。しまいには穴が開くようになってしまった。

 

そして、6ヶ月目にしてようやく本格的なマットを購入することにした。

 

スタジオの先生に相談すると、

「やっぱりこれでしょう。ブラックマットだよ。」と、マットの中でも最高峰のマットを勧めてくれた。このマットは10年間使ってもあまりスレない。

 

おすすめの通りブラックマットに即決した。これはゴム製でロールで輸入して、切り売りしているらしい。Tokyo Yogaのヨガグッズは私は信頼している。

 

ブラックマット(67cm×7mm×約200cm)/Practice Mattokyoyogashop.com


マットを選ぶときにポイントになるのは、

 

  • ホールド感。 滑るか滑らないか 
  • 触り心地。材質。
  • 弾力性。硬すぎず柔らかすぎず。膝に負担がかかりにくいタイプ。
  • 長さやカラー
  • 用途。携帯用、スタジオに置きマット用 

 

マットの違いを体感する時におすすめのポーズはダウンドッグポーズである

 

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このポーズをして手が滑るか滑らないか。ホールド感がわかる。

その他に、触ったときの感触や、立位の時の足に感じる弾力性。

それらを総合して購入することをおすすめする。

 

できれば数種類のマットを比較して、触りながら買うのがいい。もしそれが難しければ、返品のきくシステムで買うのもひとつである。

 

ブラックマットの価格が難しいようだった、マンドゥカというメーカーのこのマットがおススメ。 

 

このマットは私の生徒さんが実際購入。ダウンドッグも問題なし、3か月使用しているけどスレは発生していない。

 

私は出張が多いので、携帯用マット=トラベル用マットも持っている。

これもマンドゥカ。厚さは薄いが、ホールド感が何ともいい。

軽くて折りたためるのでスーツケースにも簡単に入る。出張先のホテルは、カーペット・絨毯が多いので弾力性をこのマットには求めなかった。

 

 

 

そして今、かなり気になっていて、いつ購入するか迷っているマットがこれ。

  

  

私が敬愛する ヨギーたちみんなが使っている。 

fujiasana.hatenablog.com

 

 

このマットは、Amazonで発売されているが60000円という強気な値段。

 

マットとしては高値ではあるが、マットにガイドラインが描かれているのでポーズのアライメントを修正しやすいかもしれない。

 

また、ヨガをロジカルに今後は見て行きたいので、その一つの材料になるかもしれないとの予感。 





時短術~Fujiko Style 掃除編

私は時短の鬼と前にブログで記したが、毎日2時間のヨガの練習を週6日確保するために 、「この作業はどうやったら時間が短くできるだろうか」と常に考えている。

 

それはルーチン作業、例えば

 

  • 料理をしている時
  • 洗濯をしている時
  • 洗濯物を干している時
  • 掃除をしている時 など

 

繰り返し同じ作業をすることは、何らかの近道が、ショートカットがあるはず!と探求している。

 

私の時短の極意は何と言ってもモノを減らすことである。

モノを減らすことによって何があるのか。

 

  • 収納できる場所が確保しやすい
  • 床にモノが散らかりにくい
  • 掃除がしやすい
  • 目に入るものが少なくなるので、気力を他のことにセーブしやすい 

 

では、具体的にどのように掃除に時短術を用いているのか。

 

  • 掃除機はルンバ
  • 食器洗いは食洗機
  • 洗濯は洗濯機

 

機械に任せられるものは任せていく。



心構えとして、

  • ルンバブルな部屋にする。床に物は基本的に置かない。ソファーやテーブルは可動式。
  • 台所の食器や調味料は、引き出しや棚にしまう。埃にかぶらないよう外には出さない。
  • 服の洗濯は毎日する。その方が汚れが落ちやすい。
  • ひとつ新しいものを購入したら、一つ古いものを捨てる。意識をしないとモノは増えていくので。
  • 埃に気づいたら、すぐにさっと雑巾でひと拭きする。後でやろうと、覚えるための気力を使わないようにしている。

     

 

これでセーブした気力や時間をヨガの練習に活用するというわけである。

皆さんはいかがですか~?

任せられるものは任せていく

教える生徒の数が増えていくと煩雑になる作業がある。それは、

 

  • 予約管理
  • クラスのメニュー作り
  • 支払管理

 

定期的にクラスを受講してくれる生徒さんがいれば、回数券の発行もサービスとして考えていく。そうすると、その回数券の残数を管理することも仕事に。オンラインクラスであればZoomの URL を伝えたり 、、、。

仕事を「やった感」は増すが、どうも核心の仕事はできていない。

 

これらの作業は5人までは可能だが、それ以上を超えると1日1時間はそれに取られてしまう。

私のように、メインの仕事がある場合、1日1時間それに取られるのは大きいし、もったいない。アシスタントがいれば任せられるが、そうではない。一人でよちよち歩き程度にスタートしているので、一人でできる範囲が限られている。

 

自分しかできない仕事、他人やITに任せられる仕事を分ける必要がある。

そこでITにアシスタントになってもらい、その1時間を少しでも短縮しようと思った。(私は時短の鬼でもある)

 

さまざまな予約システムがあることは知っていたが、リサーチすると大にして共通しているのは、以下を備えている。

 

  • 予約管理
  • 支払い管理
  • 会員へのメール送信
  • 予約・参加率のデータ分析

 

無料から始められるが、使えるサービスは少なく、有料会員(サブスクリプション )になれば自分が求めているサービスが使える。ニーズがどの程度なのか、そのさじ加減が巧妙にうまくできている。ユーザーが財布をあける必然性を感じて、有料会員になる心理的な誘導方法に感心する。

 

私の場合、

  • 私と生徒さんが同じ情報を持つ
  • 生徒さんが自主的に予約・変更・支払いができる
  • 私は支払いの有無を気にせず、ヨガを教えることに集中できる

このようなサービスを求めていた。そうすると以下の内容になる。

 

  • 予約管理:生徒さんが自分で予約をする
  • 支払い管理:生徒さんが予約をした後、支払いを実行
  • 回数券の管理:回数券を購入した生徒さんが回数券の残数を管理できる
  • クーポンを発行・管理:割引サービス
  • Zoomと連動:オンラインで受講する生徒さんが予約をすると自動的にズームの URL が発行される
  • カレンダーと同期:予約した内容がグーグルカレンダーなどと同期ができる

 

これらができるサービスを見つけたが、月5000円のサブスクリプション料がかかる。

生徒さんが10人にも満たない中でこの出費は大きい。

そこでまたもやアメリカのインストラクター仲間へ相談する。

彼女は Acuity Schedulingを利用していた。ちょっと使っただけでも、このサービスは良い!と直感が働く。このサイトは、私が求めているサービスをすべて網羅していた。さすがIT先進国。

www.acuityscheduling.com

ただ問題はこれが全て英語で書かれていること。がーん。

 

生徒さんにしてはスマホでの操作を求められ、それが英語となるとハードルが高いだろうな~と想像。

素晴らしいサービスだが日本語がないのがなぁ~嘆いていると、サブスクリプション料を払うと英語から別の言語へ、「自分」で翻訳をするシステムがあることがわかった。

「なんとも上手いサービスだなぁ、自分で翻訳できるのか!」とまたもや感心。

 

全ての説明を日本語訳できるわけではないが、主要なメニュー操作を日本語へ置き換えることができる。それも月25ドル、日本円で2700円程度の安価。

 

生徒さんに使ってもらったところ、みんなサクサクと操作ができていた。ユーザーフレンドリーな操作画面で、この価格に私は大変満足している。

 

紙の予約台帳や、回数券を紙のカードにハンコを押して管理するスタイルもありだが、ITの力を借りて任せられるものは任せていくこともありですね~。

 

リスペクトするヨギ(yogi)たち

小学生っぽいタイトルだが、でもやはり尊敬して止まないヨギがいる。

全員アシュタンガヨギであるが。

 

Marie Belle PR

https://mariebellepr.com/

 

マリ・ベル

心理学で博士号を取得している秀才派。

英語・スペイン語母語なため、英語、スペイン語とそれぞれ分かれてクラスがある。今はワシントン DC 在住 。

 

https://youtu.be/7Gx-p2ksCZ4




Kino MacGregor

https://www.kinoyoga.com/

 

キノ・マックグレガー

隣のお姉さん的な親しみやすさがある。笑顔がすごく素敵。

マイアミでMiami Life Center を旦那さんと経営。

本の出版やビデオを発売、 PodcastSNSで常に情報を発信。

彼女の YouTube チャンネルでかなりポーズの勉強させてもらっている。


https://youtu.be/SNmk7z-UcwE

 

Laruga Glacer

https://larugayoga.com/

 

ラルーガ・グレイシャー

彼女のヨガは、一言で言えば芸術である。本当に美しい。

初めてラルーガのヨガを見た時、見惚れてしまった。

彼女のようなヨガをしたいといつも思わせられる。

多くのヨギーニ(女性のヨギ)がこぞって買い占めるロサンゼルス発のヨガウェア「alo」のモデル。これだけ美しければインフルエンサーとしてモデルとして採用されるよね。 


https://youtu.be/SqUMPxKPvDY

https://youtu.be/UEFp-W4gFbM

 

David Robson

https://www.davidrobsonyoga.com/

 

ディビッド・ロブソン

トロントでAshtanga Yoga Center of Torontoを経営。

パートナー?のJelena Vesićとinstagram(https://www.instagram.com/davidrobsonyoga)

にて、ポーズの悪い例+その修正 を漫才のように展開する内容がおもしろい。

解剖学も含めたアプローチをしているため参考になる。


皆さん、オンラインクラスを実施していることもあり、マリ・ベルとキノのクラスを受講。教え方やポーズの取り方が流石にうまい。

 

自分がどんなヨギになりたいか、なれるのか模索中。

このような素晴らしい人たちのようになれるよう自分を研磨していくのである。

オンラインヨガ:環境整備中~マイク編

オンラインでヨガを教えるということは、様々な観点で勉強しなければいけないことが多い。

 

機材、教え方(目線、発声)、教えられるポーズの種類、服装などなど。

 

その中でも、機材についてはいろんなインストラクターが頭を悩ませていると思う。

機材と言っても大きく三つに分けられる。

 

  • 映像
  • マイク
  • 照明

 

映像についてはこちらをご覧ください。

オンラインヨガ:環境整備中~映像編 - ヨガに首ったけ

 

私のスタジオの場合、自然光が入ってくるので照明の導入はまだ考えておらず。

ただマイクについてはかなり試行錯誤をしました。



1.Earpods

手持ちの機材でやろうとするとEarpodsがあったのでまずこれで挑戦。

 

Apple AirPods with Charging Case

Apple AirPods with Charging Case

  • 発売日: 2019/03/27
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

 

〇 メリット

  • マイクにもなるし、イヤホンにもなる。生徒さんと交流がしやすい。

 

✕ デメリット

  • 電池切れが早いので、50分のレッスン途中で片方の電池が切れたりす。生徒さんへ届く声が小さくなる。
  • めったにないが、ポーズをとる時にイヤホンが外れたりすることもある。

 

 



2. コンデンサーマイク

 

〇 メリット

  • 身体につけないので、気にせずポーズが取れる。

 

✕ デメリット

  • マイクの近くで発声しようと気を配る必要がある。スタジオは道路近くにあるので、通る車の音や人の声をキャッチしやすいこともあげられる。

 



3.ワイヤレスマイク

特にアメリカのインストラクターは、ワイヤレスマイクで教えている人を多く目にする。腰に受信機をつけるタイプが多い。マットに仰向けになるポーズだと、どうも邪魔のように見える。受信機をポケットにいれている人がいるが、レッスン中に受信機を付けなおしたりするので…。

 

私はレッスン中に何らかの理由で中断するのは嫌で、指輪やアクセサリーを身につけることも嫌なので、受信機を腰につけるタイプはどうも苦手である。

受信機だけではなく、耳にヘッドセットもつけるので私には窮屈だ。

 

アメリカのインストラクター仲間から紹介されたのが、「Wireless GO ワイヤレスマイクシステム WIGO」。初期投資するには勇気のいる値段で、購入するに2週間迷う。

【国内正規品】RODE ロード Wireless GO white ワイヤレスシステム WIGOW

【国内正規品】RODE ロード Wireless GO white ワイヤレスシステム WIGOW

  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

〇 メリット

  • 受信機が PC に直接接続できる。(パッチケーブル別売りが必要)
  • 音声マイクがクリップ式になっているので、タンクトップの中に落ちないように止めることができる。
  • 音量を3段階に調整できる

 

✖ デメリット

  • 生徒さんとの相互交流ができない。クラスを始める前にPC内蔵マイクを利用。レッスンを始めるとき、パッチケーブルをPCに接続することで、このデメリットは解消できている。
  • 別にケーブルの購入が必要。価格はリーズナブルなので手が届きやすい。



  • パッチケーブル 

 

Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
 

 

 

音については、3か月の試行錯誤をしての結論に。思い切って導入したWireless GO ワイヤレスマイクシステムの音質には大変満足しています。YouTubeでも比較検証を近くしていきますね~。

 

石を求めて 80キロ

 信頼しているお寺の住職から、床の間に飾る石を探すことを提案され、その三日後には石探しの旅へ出かけたのである。

いや、正しくは冒険にだった。

 

住職から提案されたのは、山形県庄内地方にある川の麓にある石。

なぜこの地方なのかと考えたが、、庄内地方には出羽三山があり、僧が修行する場でもある。神秘的な石が見つかるのではないかとワクワクするのであった

 

ただ、極度の方向音痴な私は、この度には自信がなかったので、地図が読める親しい友人にドライバーを頼むことにした。

 

そのある川は、加工された川ではないので川原がない。

また渓谷なので、景色を楽しむのには絶景ではあるが、石拾いにはなかなか難しい場所である。

 

地元の人に川の麓まで行ける道を尋ねたが、誰もが「あそこには行けないよ」と口を揃えて言う。

でも、そこで諦める私ではない。

 

その川に沿って走っている道を、一つ一つ潰していくことにした。

カーナビや Google Map を当てにせず、目の前にある小道をただ走らせる。

 

全く知らない集落に入り、地元の人しか使わないような小道を、ゆっくりと進みながら川に行き着く道を探し続ける。予想以上に根気のいる作業だった。

 

調子良く小道を走れていたが、途中から人が全く通っていない道に変容し、草木が背丈まで伸びている道になったり、お地蔵様がたくさん並んでいる集落に行き着いたり、改装したての神社や鍵がかかった古い神楽など、もうここまで来ると旅ではなく冒険をしている気持ちになっていった。

 

そして、冒険から3時間後、ようやく石が拾えるような場所と遭遇することがで。た。

 

そこは、小さな滝があり、なんとも神秘的な雰囲気だった


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その昔、ここは田畑に水がなかなか引けない土地だったらしく、政府の許可を得て水を引いたとの案内板を見つける。人工的な滝であるが、いまは神秘と化している。

 

石を拾える場所が見つかれば、あとは自分のインスピレーションに叶った石と出会うだけ。

友人も一緒に探してくれて、お互いに気になった石を一箇所に集め出した。

その中で私が惹かれたのはこれ。


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水に濡れてる時は赤茶色だったが乾かしてみるとピンク色に変わった。

 

これに寺の住職から芯(新)を入れてもらった。

この状態だとただの石なので、入魂の儀によって仏様がおかかりしやすくする。

仏様がわかりやすくする目印をつける、それは現代風にいうと携帯電話の位置情報をつけるようなものだ。

 

イメージは京都の竜安寺の石庭。床の間に飾るために、大きな皿と白石を買ってきて、ピンク色になった石を飾ってみる。

 

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それを見た友人が「これ何かに似てねー?あっ、ローストビーフとご飯だ!!」

「えー似てないよ! でも、このツヤがローストビーフに似ている…。」

 

1日かけて探してきた石が、ローストビーフに似ていようが、まずは一宇ヨガのアイコンとして活躍してもらうのであった。



アイコンを求めて

人とは欲が出る動物だ。

 

オンラインでヨガを教えよう。

名前が欲しい。

ロゴが欲しい。

アイコンが欲しい。

などなど

 

対面式のヨガを教えてと、チラホラ話が舞い込んでくる。 

私は全く宣伝をしていないのだが、口コミとはすごいことだ!大変ありがたい。

 

母の部屋をヨガ部屋に改装しているのだが、どうもシンプルと言うか質素と言うか飾り気がない。

 

ヨガスタジオといえば、

 

  • フローリング
  • 壁紙は白
  • 窓が大きい
  • カーテンは優しい麻の生地
  • 柔らかい光が差し込んでくる
  • 植物を飾っていたりする 

 

というイメージがある

 

私のヨガ部屋は和室8畳で、スタジオと名乗るには、照れくさい。

 

  • 障子戸が大きい
  • 壁紙は淡い緑色。竹林を想像させる色。
  • 茶室のような雰囲気
  • 床の間

 

「ヨガと和室、床の間ね…」

「淡い緑色の壁紙か…」

 

どうもネガティブな言葉しか出てこない。

 

ネットでいろんなスタジオをググってみると、なんと和室ヨガがあるではないか!

「障子から入る光が優しくて、これもまたいいなー」

「畳はもうひとつのマットと考えれば別にいいか」

なんて視点が変わる。私は超単純である。私ができる私らしいヨガスタジオにしていこう。

 

だが、床の間にお花や掛け軸を装飾していないのは、シンプルだが寂しい。

これもまた寺の住職に相談してみた。

 

「ふじちゃん、高級料亭に行くと床の間には石が飾られているんだ。庄内の川に入って石拾ってこい。」

 

私は蓮の花とともに大仏を飾ろうかなと思っていたので、思いもよらない発想だった。この住職はいつも期待を裏切ってくれる。

 

「石ねー…。(やる気のない口調)」

 

そういえば、京都に行くと必ず立ち寄るところがある。それは龍安寺の石庭。

京都にはこれまで3度訪れているが、必ず訪れている。 

 

http://www.ryoanji.jp/smph/index.html

 

75坪に15の大小の石が設置され、白石がその間に散りばめられている。白石が並みのような文様で作庭されている。

 

白石が海で大小の石は岩々

白石が雲で大小の石は山々

 

いろんな連想させてくれる落ち着いた空間だ。

 

夏の暑い時に訪れた時、2時間ぼーっと何もせず石庭を見続けていた。私のような観光客は日本人のみならず外国人も多くいたが、みな同じだった。

 

いろんな人がこの石庭を目指して対面し、心が浄化されている。今思えば、対面していたのは石庭ではなくて、自分自身だったのかもしれない。

 

私のヨガ(石)を目指して学んでくれる人たちが、自分と対面し、自分を見つめて心身共に浄化される。

 

そのようなイメージが湧いてきた。

私がこれから探す石はそのアイコンとなるものだ。

 

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