ヨガに首ったけ

ヨガに首ったけ

新米ヨガインストラクターの騒動記

痛いの痛いの飛んでいけ その2

振り返りは大事である。

振り返ることで自分の犯した似たようなミスを繰り返さないで済む。

のはずである。

人間は忘れてしまう動物である。メモをしてもそのメモ紙をなくすか、はては、それをどこに置いたか忘れてしまう。そう、大病をしても喉元を過ぎれば忘れてしまうのである。

 

振り返ってみると、パターンがわかる。

私は新しい仕事を始めたり、新しいセクションに着任すると必ずと言っていいほど寝込んだり、ヘルペスに悩まされる。

風邪をひいたり、インフルエンザになったり、扁桃炎になり入院したりと…

 

今回はヨガインストラクターとして4月にデビューしてはじめての年。左肩全体が帯状疱疹と言う惨事になってしまった。 

 

身体を使った仕事をしているのに、身体を痛めるのは、精神的にも打撃を受ける。

「健康管理に人一倍気を使っていながらもこのザマか。。」と叱咤する自分。

でも、もう一人の自分が「まあまあ、今年疾走したから、まずゆっくり休もうよ」と慰めている。

 

クラスでヨガを教える時、今までできたポーズが、左肩が痛いため、できにくくなっている。身体が変化したのだから当たり前なのだ。変化する前と同じような試みをしても、できないのは当たり前である。

そう思えるようになってきた。

 

では、どうすればヨガを伝えられるのか?

  1. 左肩が痛くないポーズを選んで身体と言葉で伝える
  2. 言葉だけでポーズのインストラクト(誘導)をする
  3. 生徒さんがこれまで経験したことないシークエンス(ポーズの順序)をやる

1と3は、すぐにできる。

でも、2.は、クラスの回数を重ねて振り返ることでできることだと思っている。

私が第3の人生としてヨガを選んだのは、好きだからだけではなく、老体によりポーズを見せられなくとも、言葉で誘導できる=自分は座りながらも指導ができる仕事だからである。

つまり歳を重ねても続けられる仕事と思ったからである。

 

健康だったら、このようなことはきっと考えなかっただろう。

帯状疱疹になって左肩が思うように動かなくなったからこそ考えられた。

帯状疱疹バンザイである笑