痛いの痛いの飛んでいけ その1
帯状疱疹になった。
痛い。
左の肩の前後と首筋が赤く腫れ上がっていく。水泡もできている。
でも痒くはないので、菌の塊である水泡が破裂して、菌が散らばるような事態にはまだなっていない。
でも痛い。左肩を万歳できない。
ジクジクする。
「なんでこんななったんだろう。。。」と思い返すと Go to Eat のチケット販売日に寒空30分に並んでしまったこと。行列に並ぶことが大嫌いな私なのに。
4000円が5000円になるチケット。「1000円欲しさに30分もかけて待つなんて」と、並びながらいつ離脱するか迷いながら並んでいたストレス。
あとは。。。
目の眼底検査のために瞳孔を特殊な目薬で開いた。
アポを取った時、病院からは車の運転をしないよう言われていた。瞳孔が開くことによって普段より光が眩しく感じたり、字が読みづらくなったりするためだ。交通事故の原因にもなりかねないらしい。平均4時間から5時間その症状が続く。
「往復のタクシー代がかかっちゃうなぁ」と、その注意を受け流し、甘く見ていた私。
検査後、言われた通り光が眩しくてサングラスをかけないと前が見えない。
買い物しようとして paypay の画面を開けると、普段は見えているはずの字が小さすぎて見えない。
運転をするにも慎重だ。
帰宅しても視界がぼーっとするので何もできない。
ただ Amazon プライムの番組を見るだけ。 20年ほど前にヒットした「ミスタービーン」を見続ける。
「こんな機会もないと見ないよなー」と割り切りたい気持ちはあるけれども、「この時間でこんなことができたのにー」という思いが葛藤。
そのストレスが膨大だったんだろう。
クラスをキャンセルして(生徒さんごめんなさい!)、三日三晩寝て食べての繰り返し。こんなに寝れるんだなぁと感心しながらも、自分の身体がこんなに休みを欲していたことに正直驚いた。
もっと振り返ると、2020年は1月から疾走し続けた。
ティーチャーズトレーニングや解剖学のワークショップを受け、自宅とオンラインでヨガを教え始め、インストラクター仲間と勉強をし始める。
その間に予約システムや LINE の公式アカウントの開設など、いろんなシステムを構築していった。
1日に休息の時間は入れていたものの、ストレスフルで帯状疱疹に。でも、自分の足跡を見ると「そりゃ疲れるよねー」と自分を労いたくなる。
いろんな検査をしてわかるのが、私はストレスに強い体質らしい。
人よりストレスの容量が大きいのだ。そのため溢れるまでは時間がかかるけれども、溢れたらすごい勢いでダウンする体質らしい。
再び、今度はもっと遠い過去を振り返る。自分がストレスでダウンをした時のことを。(つづく)