任せられるものは任せていく
教える生徒の数が増えていくと煩雑になる作業がある。それは、
- 予約管理
- クラスのメニュー作り
- 支払管理
定期的にクラスを受講してくれる生徒さんがいれば、回数券の発行もサービスとして考えていく。そうすると、その回数券の残数を管理することも仕事に。オンラインクラスであればZoomの URL を伝えたり 、、、。
仕事を「やった感」は増すが、どうも核心の仕事はできていない。
これらの作業は5人までは可能だが、それ以上を超えると1日1時間はそれに取られてしまう。
私のように、メインの仕事がある場合、1日1時間それに取られるのは大きいし、もったいない。アシスタントがいれば任せられるが、そうではない。一人でよちよち歩き程度にスタートしているので、一人でできる範囲が限られている。
自分しかできない仕事、他人やITに任せられる仕事を分ける必要がある。
そこでITにアシスタントになってもらい、その1時間を少しでも短縮しようと思った。(私は時短の鬼でもある)
さまざまな予約システムがあることは知っていたが、リサーチすると大にして共通しているのは、以下を備えている。
- 予約管理
- 支払い管理
- 会員へのメール送信
- 予約・参加率のデータ分析
無料から始められるが、使えるサービスは少なく、有料会員(サブスクリプション )になれば自分が求めているサービスが使える。ニーズがどの程度なのか、そのさじ加減が巧妙にうまくできている。ユーザーが財布をあける必然性を感じて、有料会員になる心理的な誘導方法に感心する。
私の場合、
- 私と生徒さんが同じ情報を持つ
- 生徒さんが自主的に予約・変更・支払いができる
- 私は支払いの有無を気にせず、ヨガを教えることに集中できる
このようなサービスを求めていた。そうすると以下の内容になる。
- 予約管理:生徒さんが自分で予約をする
- 支払い管理:生徒さんが予約をした後、支払いを実行
- 回数券の管理:回数券を購入した生徒さんが回数券の残数を管理できる
- クーポンを発行・管理:割引サービス
- Zoomと連動:オンラインで受講する生徒さんが予約をすると自動的にズームの URL が発行される
- カレンダーと同期:予約した内容がグーグルカレンダーなどと同期ができる
これらができるサービスを見つけたが、月5000円のサブスクリプション料がかかる。
生徒さんが10人にも満たない中でこの出費は大きい。
彼女は Acuity Schedulingを利用していた。ちょっと使っただけでも、このサービスは良い!と直感が働く。このサイトは、私が求めているサービスをすべて網羅していた。さすがIT先進国。
ただ問題はこれが全て英語で書かれていること。がーん。
生徒さんにしてはスマホでの操作を求められ、それが英語となるとハードルが高いだろうな~と想像。
素晴らしいサービスだが日本語がないのがなぁ~嘆いていると、サブスクリプション料を払うと英語から別の言語へ、「自分」で翻訳をするシステムがあることがわかった。
「なんとも上手いサービスだなぁ、自分で翻訳できるのか!」とまたもや感心。
全ての説明を日本語訳できるわけではないが、主要なメニュー操作を日本語へ置き換えることができる。それも月25ドル、日本円で2700円程度の安価。
生徒さんに使ってもらったところ、みんなサクサクと操作ができていた。ユーザーフレンドリーな操作画面で、この価格に私は大変満足している。
紙の予約台帳や、回数券を紙のカードにハンコを押して管理するスタイルもありだが、ITの力を借りて任せられるものは任せていくこともありですね~。