インストラクターとしての喜び
ヨガインストラクターを始めて7か月目。
初期の頃に生徒として私の実験台になり、そして今となっては本当の生徒になっている友人Mちゃんがいる。
彼女は同郷であるが、今はパートナーの住む海外に移住している。外国で通訳の仕事をしながら二人の子育てに奮闘している。たまに会うと彼女の郷土訛りの日本語が健在なのはいつも笑う。
彼女はまさしく私がヨガを伝えたい対象の女性であった。
40代、自分以外のことにおおくの時間を費やしている女性。
Mちゃんはとくだんスポーツをしていなかったので肩や足に支障が出始める年齢。
でも、子供を抱っこしたり、一緒に遊んだりと活動的な状況を強いられる立場でもある。
子供が求めるように一緒に遊んであげたい、体力をつけたいとの思いがMちゃんの思い。また私が「まずは6ヶ月やってみようよ」と誘いもあって、6月からオンラインでヨガを週1回続けてくれている。
子育てと仕事のすきま時間を使い、これまで15回クラスを受講。回を重ねるとできなかったことができるようになるのである。私は生徒さんのあるポーズを時々撮影し、客観的に見れるようにしている。
そのあるポーズとは、これまでも何度か登場している「ダウンドッグ(Downward facing dog、下を向いた犬のポーズ)」である。
このポーズは肩・腰・足と3箇所を伸ばせる、ひとつで三つの効果を期待できる美味しいポーズである。
私が生徒の皆さんに是非とも習得して欲しいポーズの一つ。
M ちゃんも同様に写真を撮っている。2枚の写真を比較してみよう。
1枚目:2020年6月
2枚目:2020年10月
写真を見て、Mちゃんも私も驚愕。
2020年6月
2020年10月(6か月後)
肩から指先までの上半身が すっきりとまっすぐ伸びているではないか!
(指先から腰まで一直線にすることでエネルギーが通りやすくなります)
簡単そうに見えるけど、やってみると意外に難しいポーズなの。
身体の硬さは指導だけではどうにもならず、やはり本人の努力が必要。
Mちゃんは私の指導を忠実に聞いてくれ、努力して、そしてここまで肩や腰に柔軟性が出てきたのだ。
いや~、ヨガインストラクターとして、生徒さんの成長や変化は代えがたい喜びです。
次の課題は、腰からつま先まで真っ直ぐにすること。
私はMちゃんだったら必ずできると確信しています(^^♪