食事制限 その1
ヨガをやっていると、ベジタリアンだったりビーガンだったりと食事制限をしているイメージを持たれる。
私は違う意味で食事制限をしている。
前にも記したが、母が大病で今は車椅子生活になってしまった。
その原因の一つに日々の食生活にあった。
東北の農家の娘であったこともあり、漬物は常に卓上にあって、冬はせっせとそれを食べる生活。塩分の摂取が多い割には運動嫌いな母は、歩くこと以外は身体を動かすことを日常生活に取り入れていなかった。
うちの家系は脳卒中や脳梗塞と、心臓と脳の病気の家系なため、将来なりうる私の病気がどんななのか知りたかった。母のような車いす生活ではなく、ぽっくりとあの世へ行ってしまいたいと思っていたし。
そこで予測医療に関する書籍を読み漁り、DNA検査を受けることにした。予測される病気だけでなく、性格や祖先(ルーツ)まで知ることができる。
DNA検査をできる会社は多くあるが、私はGeneLife社を選んだ。理由にデータ数(被験者の数、2018年当時)が圧倒的に多かったため。数が多ければ多いほどデータとして信頼性があるので。
まずは、キットをアマゾンで購入。長い綿棒、それをいれるカプセル、返送用封筒の3点が入っている。検査はいたって簡単で、綿棒に頬の内側の粘膜をぐりぐりとこすりつける→カプセルに入れる→返送用封筒にいれる→郵便ポストへ投函。
その間に専用アプリをスマホにダウンロードして、アカウントを取得。2週間後に結果通知がきたらログインして、自分の結果をガン見する。
印象的だったのはアルコール依存症の傾向が高いこと!当時はアルコールをほとんど飲まなくなっていたのでセーフ。あとは、婦人科系の弱いところがぴったり当たっていた。
ルーツは、約5万年~4万年前に東中国で誕生したグループで、日本人の約15%が属している、いわゆる縄文人。台湾、沖縄、北海道、インドネシア、フィリピンを移動して日本に入ってきたと考えられているらしい。
台湾と沖縄にはいつも縁があって、年1回は台湾を訪れていたし、沖縄には1年済んでいて、2020年2月までは毎月1回は沖縄へ訪れてたので、DNAから呼ばれていると勝手に解釈し納得 笑。
DNA検査で近い将来なりうるであろう病気がわかると、それへの対処方法を知りたくなった。そこで、高城剛著「不老長寿」で紹介されていた東京のあるクリニックにてアレルギー検査を受けることにした。
アレルギー検査といっても保険の適用範疇外の検査で、結構な金額である。
でも一度受けると自分のアレルギーが分かるので、予測される病気に抗えることができ、また細胞を無駄に壊さないで済む。
検査は、毛髪100本、血液検査のみ。あとは1か月に再訪し検査結果と食生活についてアドバイスを1時間受ける。
これは意外な結果だったが納得したところもあった。
アレルギー食品は、
まずピザは即アウト!
幼少の頃からチーズが大好きで冷蔵庫を開けてはむさぼって食べていたらしい。乳製品全般が NG なのは納得。
高校と大学は北米に住んでいたので、食事は完全にウエスタン。コーンフレーク、トースト、パスタと小麦のオンパレード。滞在中に一生分の小麦の摂取をしてしまったかな。。。
いんげんとキウイフルーツは納得した。スーパーに行って安くとも買うまでには気が進まない食材であった。
この検査結果を受けてまず見直したのは加工食品。カレーやシチューのルー、レトルト食品、カップラーメンなどなど。
多くの加工食品には小麦が入っているので、まずそれを片っ端から捨てる。
そして、ホームベーカリーでパンを焼いていたが、その機械を友人へもらってもらう。
朝食のパンからご飯に切り替え、小麦粉を家からなくした。
そして調味料も小麦が入っているのは、かたっぱしから捨てた。
残ったのは塩、醤油、味噌のみ。
盲点だったのは醤油。有名店の醤油でさえ小麦が入っていることが多い。小麦はいろんな食品にね深く入り込んでいる。恐るべし小麦。。。(つづく)